【2025年最新版】不動産クラウドファンディング30サービス比較と選び方のポイント

不動産投資型クラウドファンディングは、従来の不動産投資をオンライン化した新しい資産運用手法です。ここ数年で事業者・案件数ともに急増し、個人投資家にとって身近な投資対象となりました。

今回は、不動産特定共同事業法(不特法)の枠組みに基づく不動産クラウドファンディングの全体像を整理し、注目の30サービス比較とあわせて、投資判断のポイントを詳しく紹介します。

日本でも急拡大する不動産クラウドファンディング市場

募集総額3億6,000万円の投資ファンドがわずか数分で満額成立するなど、いま不動産クラウドファンディング(不特法に基づく事業)は個人投資家の間で急速に注目を集めています。

日本でこの仕組みが広まり始めたのは、2018年の不特法改正以降。それをきっかけに、複数の事業者が次々と独自のプラットフォームを立ち上げ、ここ数年で市場規模は急拡大しています。

日経新聞(2020年3月9日付)によると、当時すでに国内で不動産クラウドファンディングを提供する事業者は約40社に達し、ファンドの想定利回りは5〜10%と報じられています。

2025年注目の不動産クラウドファンディング30選

本記事の前半では、急成長を遂げている不動産クラウドファンディング市場の主要30サービスをピックアップして紹介します。

※各サービスの利回り目安運用期間などのデータは、執筆時点で公開されている直近10件程度の案件情報(募集中案件を含む)をもとに整理しています。
※本記事は特定の事業者や商品を推奨するものではなく、投資を行う際は必ずご自身の判断でご検討ください。

<注目の不動産クラウドファンディング30社・サービス一覧>

1.COZUCHI(コヅチ)

COZUCHIは、他の不動産クラウドファンディングサービスと比べて高い利回りの案件が多い点が魅力です。中には年利10%を超えるファンドもあり、5%以上の案件も珍しくありません。
また、運用期間が1年以上に設定されているファンドも多く、「高利回り×中長期運用」で安定したリターンを狙いたい投資家に向いているといえるでしょう。

項目内容
運営会社LAETOLI株式会社
最低投資金額1万円(1口)
募集方式抽選方式/先着方式
取扱い物件商業施設、オフィス、事業用地、リゾート開発など多様
想定利回り約2%~50.9%(案件によって異なる)
運用期間2~84ヵ月
公式サイトhttps://cozuchi.com/ja/

2.CREAL(クリアル)

項目内容
運営会社カチデベロップメント株式会社
最低投資金額10万円
募集方法先着順
取扱い物件商業施設・オフィスビルなど
想定利回り約10%~10.5%(案件による)
運用期間6~12ヵ月
公式サイトhttps://victory-fund.jp/

3.Rimple(リンプル)

Rimpleは、他社のポイントを「リアルエステートコイン」に交換して投資できるユニークな不動産クラウドファンディングです。
セゾンポイント、ハピタス、モッピーなどの主要ポイントサイトと提携しており、普段貯めたポイントを使って不動産投資ができるという手軽さが大きな魅力です。

投資対象は、東京23区内のマンションを中心とした収益性の高い物件
上場企業が厳選した物件を運用しているため、安定した運用が期待できます。

運営会社は、東証プライム市場上場のプロパティエージェント株式会社
創業以来19期連続で増収増益を続けており、財務基盤・実績ともに信頼性の高い企業といえるでしょう。

項目内容
運営会社プロパティエージェント株式会社
最低投資金額1万円~
募集方法抽選方式
取扱い物件東京23区のマンションが中心
想定利回り約2.8~10%(案件により異なる)
運用期間約6ヵ月
公式サイトhttps://funding.propertyagent.co.jp/

4.利回りくん

利回りくんは、“社会性”や“ユニークさ”のある不動産ファンドを多く取り扱っているのが最大の特徴です。
サウナ付きグランピング施設、保護犬・猫のグループホーム、ロケット工場など、他のサービスでは見られない個性的なテーマの物件を運用しています。

単なる利益追求型ではなく、社会貢献や新しい価値づくりに共感しながら投資したい人にぴったりの不動産クラウドファンディングといえるでしょう。

運営元は、株式会社シーラテクノロジーズのグループ企業「株式会社シーラ」
自社ブランドマンションの企画・開発・販売・管理を一貫して手がける、不動産事業に強みを持つ企業です。

項目内容
運営会社株式会社シーラ
最低投資金額1万円(1口)
募集方法抽選/先着
取扱い物件個性的なテーマを持つ物件(例:グランピング施設、保護動物施設など)
想定利回り約3~5.71%(案件により異なる)
運用期間3ヵ月~20年
公式サイトhttps://rimawarikun.com/

5.TECROWD(テクラウド)

TECROWDは、海外不動産に特化した不動産クラウドファンディングとして高い独自性を誇るプラットフォームです。
多くのサービスが国内物件を中心に展開する中で、TECROWDは経済成長が著しい新興国のオフィスビルやレジデンス(集合住宅)を主な投資対象としています。

このような海外案件を取り扱うことで、想定利回り8%以上という高いリターン水準を提示できるのが魅力です。
一方で、一部では国内のグループホームなどの社会的意義を持つ物件も運用しており、投資先の多様性も兼ね備えています。

運営するのは、モンゴル市場に上場する企業群「インベスコアグループ」と資本提携するTECRA株式会社
海外事業のノウハウと現地ネットワークを活かし、リスクを抑えながらグローバルな資産運用を可能にしている点も評価されています。

項目内容
運営会社TECRA株式会社
最低投資金額10万円
募集方法抽選/先着
取扱い物件オフィスビル・レジデンス(海外)/グループホーム(国内)など
想定利回り国内物件:約4.5~11% / 海外物件:約8~11%(案件により異なる)
運用期間3~30ヵ月
公式サイトhttps://tecrowd.jp/

6.Jointoα(ジョイントアルファ)

Jointoαは、1口あたりの投資金額を10万円からとする比較的ハイエンドな不動産クラウドファンディングです。
多くのサービスが1万円から投資できる中で、あえて高めの設定としているのは、ある程度まとまった資金でしっかりリターンを得たい投資家向けの設計といえるでしょう。

取り扱う物件は、自社ブランドの区分マンションや低層マンションなど多彩で、東京・大阪をはじめ北海道・京都・四国・九州など全国に展開しています。
そのため、地域分散投資を意識したい人にも向いたプラットフォームです。

運営会社は、1964年創業の老舗不動産企業・穴吹興産株式会社(東証スタンダード上場)。長年の経験と信頼に基づく安定した運用体制を強みとしています。

項目内容
運営会社穴吹興産株式会社
最低投資金額10万円
募集方法抽選方式
取扱い物件全国各地のマンション
想定利回り約3.2~6%(案件により異なる)
運用期間6~12ヵ月
公式サイトhttps://join-to.jp/

7.FUNDROP(ファンドロップ)

FUNDROPは、アパートやコンパクトマンションなどの集合住宅を中心に運用している不動産クラウドファンディングです。
多くのサービスが中規模のRCマンション(鉄筋コンクリート造)を扱う中、アパート運用の実績が豊富なのが大きな特徴といえます。
少額から参加できる案件が多く、個人投資家でも参入しやすいも魅力です。

運営するのは、不動産クラウドファンディング事業や不動産流動化事業を主軸に展開する「ONE DROP INVESTMENT株式会社」です。

項目内容
運営会社ONE DROP INVESTMENT株式会社
最低投資金額1万円~
募集方法先着順
取扱い物件アパート・マンション
想定利回り約5~12%(案件により異なる)
運用期間3~12ヵ月
公式サイトhttps://fundrop.jp/

8.GATES FUNDING(ゲーツ ファンディング)

GATES FUNDINGは、東京都内(杉並区・大田区)や大阪市北区など、賃貸需要の高いエリアにある区分マンションを中心に運用している不動産クラウドファンディングです。
2022年8月時点では4件のファンドを運用しており、確定利回りは6.5〜20%と非常に高水準。短期間でしっかりリターンを狙える点が魅力です。

今後、ファンド数が増えていけば、業界内でも存在感を高める可能性のある注目サービスといえるでしょう。

運営会社は、わずか8年で売上高を約80倍に成長させた「GATES株式会社」AIとビッグデータを活用し、投資用ワンルームマンションのワンストップソリューション企業として成長を続けています。

項目内容
運営会社GATES株式会社
最低投資金額1万円~
募集方法抽選方式
取扱い物件区分マンション
確定利回り約6.5~20%(案件により異なる)
運用期間59~130日
公式サイトhttps://gates-funding.jp/

9.property+(プロパティプラス)

property+は、株式会社リビングコーポレーションが手がけるデザイナーズマンションなどを運用対象とした不動産クラウドファンディングです。
同社は、分譲住宅業界でトップクラスのシェアを誇る飯田グループホールディングスのグループ企業として、豊富な開発実績と堅実な運用力を強みにしています。

特徴的なのは、一棟ファンドではなく区分マンションファンドを中心に展開している点です。
これにより、ファンドの成立率を高め、より多くの投資家が参加しやすい仕組みを構築しています。

また、1990年の創業以来、マンション・木造アパートを合わせて290棟を超える供給実績を持ち、安定感のある運営が期待できます。

項目内容
運営会社株式会社リビングコーポレーション
最低投資金額1万円~
募集方法先着順/抽選
取扱い物件デザイナーズマンション
想定利回り約3.2~10%(案件により異なる)
運用期間3~16ヵ月
公式サイトhttps://propertyplus.jp/

10.TOMOTAQU(トモタク)

TOMOTAQUは、1口10万円から投資できる中利回り帯(ミドルリターン)のファンドを中心に展開している不動産クラウドファンディングです。
利回りレンジは一定ながら、オフィスビル・テナント・区分マンションなど、幅広い種類の物件を運用している点が特徴です。

案件の多様性により、投資目的やリスク許容度に合わせて柔軟に選べるのが魅力。
短期から中長期まで、安定性と収益性のバランスを重視したい投資家に適したプラットフォームといえるでしょう。

運営するのは、2009年設立の総合不動産会社「株式会社イーダブルジー」
売買・仲介・賃貸管理などを幅広く手がけ、豊富な不動産運用ノウハウをもとに堅実なファンド設計を行っています。

項目内容
運営会社株式会社イーダブルジー
最低投資金額10万円~
募集方法先着順/抽選
取扱い物件オフィスビル・テナント・区分マンションなど
想定利回り約5~10%(案件により異なる)
運用期間4ヵ月~3年
公式サイトhttps://www.tomotaqu.com/

11.わかちあいファンド

わかちあいファンドは、滋賀県大津市に本社を置く株式会社日本プロパティシステムズが運営する不動産クラウドファンディングです。
同社は2000年創業の総合不動産企業で、不動産売買・仲介・分譲事業・宿泊事業などを幅広く展開しています。

地方創生に貢献する」という理念のもと、滋賀県や京都府といった関西圏の物件を中心に、軽井沢などのリゾート物件も含めた多彩なファンドを組成しています。

ファンドの特徴としては、毎月分配型のインカム重視設計が中心で、1年ごとの償還と再組成を予定しているため、長期的な資産運用に適した構成となっています。

項目内容
運営会社株式会社日本プロパティシステムズ
最低投資金額10万円~
募集方法先着順
取扱い物件共同住宅・事業用不動産
想定利回り4.5〜7%
運用期間12〜17ヵ月
公式サイトhttps://wakachi-i.jp/

12.TASUKI FUNDS(タスキファンズ)

TASUKI FUNDSは、東証グロース市場に上場する株式会社タスキが運営する不動産クラウドファンディングです。
同社は、IoT・DX・AIなどの先進技術を活用して、不動産業界に新しい価値を創出する企業として知られており、
その取り組みの一環として、投資家と社会をつなぐ仕組みとしてこのサービスを展開しています。

執筆時点でのファンド組成数は3件ですが、いずれも7%を超える高利回り案件となっており、今後の展開にも注目が集まっています。
扱う物件は新築レジデンスや保育園など、社会性と安定性を兼ね備えた内容が中心です。

項目内容
運営会社株式会社タスキ
最低投資金額10万円~
募集方法抽選方式
取扱い物件新築レジデンス・保育園
想定利回り7〜10%
運用期間6〜7ヵ月
公式サイトhttps://tasuki-funds.jp/

13.BATSUNAGU(バツナグ)

BATSUNAGUは、「場と人をつなぐ(バツナグ)」をコンセプトに、地域再生や地方創生をテーマにした不動産クラウドファンディングです。
投資対象は、古民家や宿泊施設、遊休地活用などのリノベーション系プロジェクトが中心で、一般的なマンション投資とは異なるユニークな案件が多く見られます。

また、1口1万円から投資可能な点も魅力。優先劣後構造を採用したファンドが多く、一定のリスク軽減が図られているのも安心材料です。
さらに、投資特典として地域の特産品や体験チケットがもらえるなど、単なる金銭的リターンにとどまらない「共感型投資」を楽しめるのも特徴です。

近年は、NFTやブロックチェーン技術を活用した新しい仕組みにも取り組んでおり、地方活性化とデジタル技術を融合させた次世代型のプラットフォームとして注目されています。

項目内容
運営会社株式会社リムズキャピタル
最低投資金額約1万円~
募集方法抽選方式が中心(案件による)
取扱い物件古民家再生、宿泊施設、遊休地活用、地方再生型物件など
想定利回り約5〜10%前後(案件により異なる)
運用期間数ヶ月~24ヶ月程度の案件あり(案件により異なる)
公式サイトhttps://batsunagu-funding.com/

14.Victory Fund(ビクトリー ファンド)

Victory Fundは、国内不動産を中心に運用しているにもかかわらず、高水準の利回りを実現している点が大きな特徴です。
2022年8月時点では、公開されている全6ファンドがいずれも10%を超える期待利回りを示しており、他の不動産クラウドファンディングサービスと比較しても高い収益性が際立っています。

ファンドの数はまだ多くありませんが、今後の拡大や新規案件に注目が集まる注目サービスといえるでしょう。

運営元は、東京都内を中心に不動産の買取・再販事業を手がける「カチデベロップメント株式会社」です。

項目内容
運営会社カチデベロップメント株式会社
最低投資金額10万円
募集方法先着順
取扱い物件商業施設・オフィスビルなど
想定利回り約10%~10.5%(案件による)
運用期間6~12ヵ月
公式サイトhttps://victory-fund.jp/

15.大家どっとこむ

「大家どっとこむ」は、取り扱う不動産ファンドの種類が非常に幅広い点が魅力のサービスです。
少額から投資できる区分マンションの案件から、数千万円規模の一棟物件までそろっており、首都圏だけでなく地方の物件も扱っているのが特徴です。

そのため、ファンドの種類や地域性にこだわらず、さまざまなスタイルの不動産クラウドファンディングを試したい人にぴったりのプラットフォームといえるでしょう。

運営を手がけるのは、1937年創業・東証スタンダード市場上場の株式会社ミライノベートのグループ企業「株式会社グローベルス」です。

項目内容
運営会社株式会社グローベルス
最低投資金額1万円~
募集方法先着/抽選/比例配分方式
取扱い物件区分マンション・一棟物件など
想定利回り約3.5~10%(案件により異なる)
運用期間2~24ヵ月
公式サイトhttps://cf-ooya.com/

16.えんfunding(えん ファンディング)

えんfundingは、福岡エリアに特化した地域密着型の不動産クラウドファンディングです。
2022年8月時点で13件のファンド実績を持ち、福岡の不動産市場の活性化に貢献するプラットフォームとして注目を集めています。

取り扱う物件は区分マンションが中心で、運用期間は3〜6ヵ月程度の短期型が多く、資金を短期間で回転させたい投資家にも向いています。

運営会社は、福岡を拠点に自社ブランドマンションの開発・販売を行う「株式会社えんホールディングス」です。

項目内容
運営会社株式会社えんホールディングス
最低投資金額1万円~
募集方法抽選方式
取扱い物件区分マンション
想定利回り約4.1~9%(案件により異なる)
運用期間3~8ヵ月
公式サイトhttps://en-funding.en-hd.jp/

17.KORYO Funding(こうりょう ファンディング)

KORYO Fundingは、東証スタンダード上場企業・香陵住販株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
2022年8月時点では、まだ2件のプロジェクト募集にとどまっていますが、第1号案件では募集金額5,390万円に対して約3倍となる1億6,000万円超の応募が集まり、投資家からの関心の高さがうかがえます。

扱う物件はアパートと分譲マンションで、利回り4.5〜4.8%・運用期間12ヵ月という堅実な設定。
安定性を重視する投資家にとっても魅力的な条件となっています。
上場企業による運営という点でも、信頼性と安心感のあるプラットフォームといえるでしょう。

項目内容
運営会社香陵住販株式会社
最低投資金額10万円~
募集方法先着順
取扱い物件アパート・マンション
想定利回り約4.5~4.8%(案件により異なる)
運用期間12ヵ月
公式サイトhttps://koryo-funding.jp/

18.B-Den(ビデン)

B-Denは、東京都心の一等地にある物件を中心にファンドを展開しているのが大きな特徴です。
赤坂や表参道といった人気エリアの物件が多く、入居ニーズが安定しているためリスクが比較的低いのが魅力です。
一方で、エリアの希少性や安定性を重視している分、利回りは2〜4%程度と控えめ。堅実な運用を求める投資家向けといえるでしょう。

運営会社は、不動産・富裕層・資産運用(ファイナンス)をキーワードに事業を展開する東証プライム上場企業「株式会社ビーロット」です。

項目内容
運営会社株式会社ビーロット
最低投資金額10万円~
募集方法先着順
取扱い物件区分マンション・一棟物件・ビルなど
想定利回り2~4%(案件により異なる)
運用期間3~11ヵ月
公式サイトhttps://b-lot-cf.com/

19.REISM ファンズ(リズム ファンズ)

REISM ファンズは、リノベーション物件に特化した不動産クラウドファンディングです。
築年数の経過した中古マンションを仕入れ、フルスケルトン状態にして構造や設備を丁寧にチェックしたうえで再生
そのリノベーション費用や運用資金を、投資家からの出資によってまかなう仕組みを採用しています。

全国的に空き家や中古住宅が増える中、「リノベーション × クラウドファンディング」というモデルは、時代のニーズに合った持続可能な投資スタイルといえるでしょう。

運営会社は、リノベーション賃貸ブランド「REISM(リズム)」を展開するリズム株式会社
長年にわたるリノベーション事業のノウハウをもとに、安心感のある物件運用を実現しています。

項目内容
運営会社リズム株式会社
最低投資金額1万円~
募集方法抽選/先着
取扱い物件リノベーション物件
想定利回り約5%
運用期間約3ヵ月
公式サイトhttps://re-ism-funds.jp/funds

20.SOLS(ソルス)

SOLSは、名古屋市に本社を構える株式会社不二興産が運営する不動産クラウドファンディングです。
同社は「収益不動産」をテーマに、売買・再生・運用など幅広い不動産サービスを展開しており、その実績とノウハウを活かしてファンドを組成しています。

現在は立ち上げ段階にあり、今後の本格的な展開が期待されるプラットフォームのひとつです。
地域に根ざした企業が運営しているため、地元の不動産市場に精通した堅実な運用が期待できます。

項目内容
運営会社株式会社不二興産
最低投資金額5万円
募集方法抽選方式
取扱い物件マンション・グループホーム
想定利回り約5~7%(案件により異なる)
運用期間4.1~6.1ヵ月
公式サイトhttps://sols-funding.com/

21.GALA FUNDING(ガーラ ファンディング)

GALA FUNDINGは、首都圏投資用マンションの供給ランキングで1位を獲得した実績を持つ、株式会社FJネクストホールディングス(東証プライム上場)が運営する不動産クラウドファンディングです。
グループ全体の入居率は約99%(2022年3月時点)と非常に高く、安定した賃貸運営の実績を背景に、堅実な利回りを実現するファンド設計が特徴です。

現在の案件数はまだ少ないものの、業界でも高い信頼を誇る上場企業による運営であることから、今後の展開や新規ファンドの拡充に期待が寄せられています。

項目内容
運営会社株式会社FJネクストホールディングス
最低投資金額1万円~
募集方法先着方式
取扱い物件区分マンション
想定利回り約4~5%(案件により異なる)
運用期間約6ヵ月
公式サイトhttps://gala-funding.com/index.html

22.Ts Funding(ティーズ ファンディング)

Ts Fundingは、2022年7月に第1号ファンドの募集を開始した比較的新しい不動産クラウドファンディングサービスです。
初回となるファンドは、沖縄県豊見城市のマンション案件で、想定利回り7.3%(年利)・運用期間3ヵ月という短期高利回り型の設計となっていました。

運営を行うのは、沖縄で新築分譲マンションの販売を中心に事業を展開する「タマキホーム株式会社」。地域密着型のデベロッパーとして、地元不動産市場の知見を活かした堅実な運用が期待されます。

項目内容
運営会社タマキホーム株式会社
最低投資金額10万円~
募集方法抽選方式
取扱い物件沖縄県内のマンション
想定利回り約7.3%(案件により異なる)
運用期間3ヵ月
公式サイトhttps://tsfunding.jp/

23.TSON(ティーソン)

TSONは、東証プロマーケット上場企業・株式会社TSONが運営する、不動産AIを活用した不動産クラウドファンディングです。
同社独自のAIシステムにより投資対象物件を自動査定し、市場価値を客観的かつ正確に分析できる点が大きな強みです。

さらに、これまでに築いてきた住宅会社・ディベロッパー・不動産会社との広範なネットワークを活かし、
多彩な物件をもとにファンドを組成しています。これにより、信頼性の高い案件供給と安定した運用が可能となっています。

項目内容
運営会社株式会社TSON
最低投資金額1万円(最低5口から)~
募集方法抽選/先着
取扱い物件戸建て住宅・賃貸住宅
想定利回り5.5〜7%
運用期間3ヵ月〜3年
公式サイトhttps://www.tson.co.jp/

24.みんなの年金

「みんなの年金」は、将来の年金不安を背景に、“自分で年金をつくる”という発想から生まれた不動産クラウドファンディングです。
その名の通り、「みんなの年金代わりになること」を目指しており、安定的な収益を中長期的に確保したい個人投資家向けの設計となっています。

ファンドは、想定利回り8%・運用期間12ヵ月前後の案件が中心。
高めの利回りを維持しながらも、1年という比較的わかりやすい運用サイクルが特徴です。

運営するのは、2016年設立の株式会社ネクサスエージェント
東京と大阪を拠点に、不動産の仲介・販売・賃貸管理などを幅広く展開している企業です。

項目内容
運営会社株式会社ネクサスエージェント
最低投資金額10万円~
募集方法抽選/先着
取扱い物件区分マンション
想定利回り8%
運用期間12ヵ月
公式サイトhttps://minna-nenkin.com/

25.Pocket(ポケット)

Pocketは、横浜市を拠点とする株式会社ビルドが運営する不動産クラウドファンディングです。
運営会社のビルドは、不動産開発をはじめ、購入・売却のコンサルティングなどを行う総合不動産企業で、豊富な現場経験とノウハウを活かしたファンド運用を行っています。

執筆時点では、横浜市や目黒区など人気エリアの好立地物件を対象にした2つの案件を組成。
都心近郊の安定需要エリアに特化した運用が特徴で、利回りと安全性のバランスを重視する投資家に向いています。

項目内容
運営会社株式会社ビルド
最低投資金額1万円~
募集方法
取扱い物件首都圏の好立地物件
想定利回り5〜8%
運用期間約1ヵ月半〜1年
公式サイトhttps://e-pocket.jp/

26.Myファンドクラウドファンディング

Myファンドクラウドファンディングは、首都圏を中心に中古不動産のリノベーション事業を手がける株式会社Myアセットが運営する不動産クラウドファンディングです。
同社はこれまでに数多くのリノベーション実績を持ち、中古マンションに新たな価値を生み出すことを得意としています。

その強みを活かし、区分マンションをリノベーションして付加価値を高めたうえでファンドを組成
物件の再生を通じて、投資家にも安定したリターンを還元する仕組みを構築しています。

項目内容
運営会社株式会社Myアセット
最低投資金額1万円~
募集方法抽選方式
取扱い物件区分マンション
想定利回り8%
運用期間約9ヵ月
公式サイトhttps://my-fund1.com/

27.Ezファンド(イージーファンド)

Ezファンドは、大阪を拠点に展開する株式会社イー・トラストが運営する不動産クラウドファンディングです。
同社は、関西エリアでマンション供給実績上位を誇る日商エステムグループの一員
そのため、グループ内のマンション開発会社や管理会社のサポートを受けられる体制が整っており、物件運用の信頼性が高い点が魅力です。

執筆時点では、日商エステムブランドの分譲マンション2物件を運用中。
堅実な物件選定と運営により、安定したリターンを目指せるプラットフォームとなっています。

項目内容
運営会社株式会社イー・トラスト
最低投資金額1万円~
募集方法
取扱い物件区分マンション
想定利回り約4〜5%
運用期間3ヵ月
公式サイトhttps://very.ezfund.jp/

28.OwnersBook(オーナーズブック)

OwnersBookは、日本初の不動産特化型クラウドファンディング(不動産投資型クラウドファンディング)サービスとして知られています。
上場企業のロードスターキャピタル株式会社が運営しており、透明性と信頼性の高い不動産投資機会を提供している点が最大の特徴です。

取り扱うのは、東京都心部のオフィスビルやレジデンスなど収益性の高い案件が中心。
運用内容やリスク情報も詳細に公開されており、機関投資家レベルの情報開示を個人投資家にも提供しているのが強みです。

少額(1万円~)から投資が可能で、利回りと安全性のバランスを重視する投資家層に人気があります。

項目内容
運営会社ロードスターキャピタル株式会社
最低投資金額1万円~
募集方法抽選・先着(案件により異なる)
取扱い物件都心部のオフィスビル・マンションなど
想定利回り約3〜7%(案件により異なる)
運用期間6ヵ月〜36ヵ月
公式サイトhttps://www.ownersbook.jp/

29.ちょこっと不動産

ちょこっと不動産は、「誰でも・ちょこっとから始められる不動産投資」をコンセプトにした不動産クラウドファンディングです。
最低投資金額は1万円からと少額で、初心者でも気軽に不動産投資を体験できる点が魅力です。

運営会社は株式会社良栄。不動産の開発・販売・管理をワンストップで手がける企業で、
そのノウハウを活かしたリスク管理と物件選定力が強みです。

また、優先劣後構造(劣後出資比率20〜30%程度)を採用しており、投資家の元本リスクをある程度カバーできる仕組みも整っています。
扱う物件は首都圏中心のレジデンス系や商業施設など、実需の高い不動産が多いのも特徴です。

項目内容
運営会社株式会社良栄
最低投資金額1万円~
募集方法抽選方式
取扱い物件首都圏のマンション・商業施設など
想定利回り約4〜8%(案件により異なる)
運用期間約6〜12ヵ月
公式サイトhttps://chokotto-fudousan.jp/

30.FANTAS funding

FANTAS fundingは、累計償還件数が200件を超える実績を持つ不動産クラウドファンディングサービスです。
10〜20%程度の劣後出資比率を設け、投資家のリスク軽減も図られているのがポイント。
また、予定より早期にファンドが償還された場合にも所定の配当金が支払われる「アップサイド配当制度」を採用しているファンドもあります。
実績重視で選びたい投資家や、比較的安心感のあるプラットフォームを探している人に向いています。

項目内容
運営会社FANTAS funding 運営元(株式会社)
最低投資金額1万円~(案件による)
募集方法抽選・先着(案件による)
取扱い物件居住用・商業用・事業用不動産など多岐にわたる
想定利回り案件により異なる(中~高利回り設計)
運用期間案件により異なる(短期~中期)
公式サイトhttps://www.fantas-funding.com/

従来の不動産投資とどう違う?クラウド型投資の3つの特徴

不動産クラウドファンディングが個人投資家から注目を集めている理由は、少額から始められること・短期間で運用できること・すべてオンラインで完結することの3点にあります。
従来の不動産投資と比べると、参入しやすさや手軽さが大きく異なります。

①少ない資金で始められる

これまでの不動産投資は、物件購入費や諸経費などで数百万円〜数億円単位の初期費用が必要でした。
一方、不動産クラウドファンディングでは1口1万円前後から参加可能な案件が多く、初めての投資でもリスクを抑えて始められます。

②短期〜中期でリターンを狙える

従来の不動産投資は、長期保有を前提に家賃収入を得るスタイルが一般的でした。
これに対して不動産クラウドファンディングは、数ヵ月〜数年単位の運用期間が中心で、比較的短いスパンで成果を確認できるのが特徴です。

③オンラインで完結できる

従来は、物件選定から契約、ローン審査までに時間と手間がかかるのが不動産投資の課題でした。
しかしクラウドファンディング型では、会員登録から出資・分配金の受け取りまでをすべてオンラインで完結でき、忙しい会社員や副業投資家でも手軽に運用できます。

「不特法」改正で何が変わった?クラファン普及の背景

不動産クラウドファンディングがここまで広がった背景には「不動産特定共同事業法(通称:不特法)」の存在があります。

この法律は、不動産を小口化して複数の投資家から資金を集め、運用益を出資者へ分配する仕組みを定めたものです。
つまり、不動産を一社単独で保有・運用するのではなく、複数の投資家が共同で参加できる仕組みを法的に認めた制度といえます。

不特法は1995年に施行されましたが、2017年の法改正で「小規模不動産特定共同事業」制度が新設され、資本金や登録要件が大幅に緩和されました。
これにより、中小の不動産会社でもオンラインを活用してクラウドファンディング型の不動産事業を立ち上げやすくなったのです。

分配率の“予定”に注意!元本割れリスクを理解しよう

不動産クラウドファンディングを選ぶときに最も避けたいのは「利回りの数字だけで案件を決めること」です。

たとえば「予定分配率(予定利回り)5%」と明記されていても、その数値はあくまで計画値に過ぎません。計画どおりに運用が進めば想定どおりの収益になりますが、運用が想定を下回ればリターンが減少するだけでなく、出資元本の返還に影響が出る可能性もあります。

特に高利回りを掲げるファンドは注意が必要です。高い数値が直ちに不適切ということではないものの、高い期待利回りの背景に相応のリスクが内包されている場合があるためです。数字の大きさに惹かれて即決するのではなく、次項のチェックポイントを参考に、案件のリスクとリターンをセットで吟味する姿勢が重要です。

失敗しない不動産クラファン選び|チェックすべき5つの視点

✅①運営会社の信頼性を確認する

不動産クラウドファンディングのプラットフォームは多数存在します。代表的な例としては「CREAL(クリアル)」や「Renosy(リノシー)クラウドファンディング」などがあります。投資案件の内容を比較する前に、まずは運営企業の信用力を確認することが大切です。

各サイトには、必ず会社概要や運営者情報が掲載されています。それらをもとに公式サイトや口コミ、評判などを調べ、情報の透明性を確認しましょう。もし経営実態が不明確で信頼性に欠けると感じた場合は、そのプラットフォームの利用を避けるのが賢明です。

特に安心感があるのは、上場企業が運営するサービスです。上場企業であってもトラブルが皆無とは言えませんが、非上場企業と比較して情報開示や経営の健全性が高く、倒産リスクも低い傾向にあります。

✅②ファンドのリスク内容を確認する

すべてのファンド概要には、必ずリスクに関する説明が記載されています。小さい文字でまとめられていることが多いですが、ここを読み飛ばさないことが鉄則です。

リスクの例としては以下のようなものがあります。

  • 元本保証はない
  • 利回りはあくまで予定である
  • 運用が悪化した場合、分配金や元本返還に影響が出る可能性がある
  • 出資金は分別管理されていても、投資先が破産した場合は返還されないリスクがある

※上記は一例であり、案件によって内容は異なります。
こうした記載を確認することで、リスクの大きさや性質を把握できます。内容に納得できない場合は、出資を見送る判断も重要です。

✅③投資対象となる物件の種類

不動産クラウドファンディングと一口に言っても、投資対象となる物件の種類はさまざまです。
マンションやアパート、商業施設、ホテル、オフィスなど、物件の用途によって空室リスクの度合いが異なります。

一般的に、東京や主要都市の賃貸住宅は入居需要が安定しており、空室リスクが低い傾向があります。反対に、商業施設やホテルなどは立地や景気動向に左右されやすく、リスクの見極めが欠かせません。

✅④投資物件の立地条件

同じ物件タイプでも、所在地によってリスクは大きく変わります。
都心の一等地や交通アクセスの良いエリアの方が空室リスクは低く、安定した運用が期待できます。

また、立地を評価する際には自然災害リスクにも目を向けましょう。地震や洪水、噴火などのリスクが高い地域もあります。
今後は、災害リスクを考慮して複数エリアに分散投資する戦略も有効です。

✅⑤募集方式と運用期間

ファンドには先着方式抽選方式の2種類があります。

  • 先着方式:募集開始と同時に申し込みが可能で、早い者勝ち。人気案件は数分で満額になることも。
  • 抽選方式:募集期間終了後に抽選を行い、当選者だけが出資できる。

先着方式はスピードが求められるため、忙しい人には不向きなケースがあります。
一方、抽選方式は申込から投資開始まで時間がかかる点がデメリットです。

さらに、運用期間の長短も要確認です。
同じ利回り設定でも、運用期間が長いほど総収益額は変わってきます。短期・中期・長期のどのスタイルが自分の資金計画に合っているかを見極めましょう。

投資開始までの流れ|不動産クラファンの5ステップ

不動産クラウドファンディングを利用する際の手続きは、サービスによって多少異なりますが、基本的な流れは次の5ステップに整理できます。

ステップ1:複数のプラットフォームを比較検討する

不動産クラウドファンディングを提供する事業者は年々増えています。本記事で紹介しているように、運営会社ごとに特徴や投資スタイルはさまざまです。
まずは、信頼できそうなプラットフォームをいくつかピックアップし、自分の投資目的やリスク許容度に合うかを比較してみましょう。

ステップ2:利用したいサービスに会員登録する

利用したいプラットフォームが決まったら、公式サイト上で会員登録を行います。
登録時には、免許証などの本人確認書類の提出が必要です。登録完了後、投資用の専用口座を開設できるようになります。

ステップ3:投資したいファンドを選定する

会員登録が完了したら、プラットフォーム上で公開されているファンド情報を確認します。
想定利回り・運用期間・投資対象物件の種類などを比較し、リスクとリターンのバランスを考えて出資先を選びましょう。

ステップ4:資金を入金して申し込みを行う

投資を始めるには、開設した専用口座へ必要金額を振り込みます。
入金が反映された後に、希望するファンドを選択して投資申し込みを行います。
募集方式はサービスによって異なり「先着方式」や「抽選方式」が採用されています。どちらの形式かを事前に確認しておくと安心です。

ステップ5:運用開始〜分配金の受け取り

ファンドが成立すると運用が開始されます。
設定された利回りと運用期間に基づいて資金が運用され、定期的に分配金が支払われる仕組みです。
運用期間中は基本的に投資家が行う作業はなく、ほったらかし運用が可能です。期間終了後には、出資元本と成果に応じたリターンが返還されます。

信頼できる運営会社を見極める時代へ

今後の不動産クラウドファンディング市場は、新しい事業者の参入がさらに活発化すると見込まれています。
サービス提供会社が増えることで、投資家にとってはより多くの選択肢から自分に合ったプラットフォームを選べるというメリットがあります。

一方で、参入企業の増加に伴い、信頼性や運営体制に差が生じる可能性も高まります。
そのため、投資家自身が業者やファンドの質を見極める力を持つことが、今後はこれまで以上に重要です。

本記事で紹介した5つのチェックポイントを参考に、リスクを抑えながら安定的に資産を育てられるファンドを選びましょう。

よくある疑問Q&A|はじめての不動産クラウドファンディング

Q. 不動産特定共同事業法(不特法)とは?

不動産特定共同事業法は、出資金を小口化して不動産の売買や運用による収益を投資家に分配する仕組みを定めた法律です。
2017年の法改正により、契約書面のやり取りが電子化できるようになったことで、現在のようなオンライン完結型の不動産クラウドファンディングが可能になりました。

Q. 出資金は元本保証される?

出資金の元本保証は法律で禁止されています。
不動産クラウドファンディングも同様で、運用の結果によっては元本割れとなる可能性があります。

Q. 募集金額に満たなかった場合はどうなる?

募集金額に到達しない場合は、ファンドが不成立となるケースや、運営会社が不足分を補填して成立させるケースなど、プラットフォームによって対応が異なります。

Q. 一度出資した後、解約やキャンセルはできる?

原則として途中解約やキャンセルは不可です。
ただし、クーリングオフ制度が適用される条件に該当する場合や、やむを得ない事情がある場合は、運営会社に相談できるケースもあります。

Q. 誤って複数ファンドに応募してしまった場合は?

多くのプラットフォームでは出資後の取り消しはできないことが一般的です。
誤って応募した場合も、まずは運営会社に早めに連絡して対応を相談しましょう。

Q. 期待利回りより低くなることもある?

掲示されている利回りはあくまで「期待利回り」です。
市場環境や運用状況によっては、予定よりも低いリターンとなる場合があります。

Q. 物件の所有権を持つことはできる?

一般的な不動産クラウドファンディングでは、投資家が物件の所有権を直接持つことはありません。
投資家は、ファンドを通して運用益を受け取る仕組みになります。

Q. 分配金はいつ、どのように受け取れる?

分配金の支払い時期は運営会社によって異なりますが、運用終了後数ヵ月以内に振り込まれるケースが多いです。
事前にファンドの概要やFAQを確認しておくと安心です。

Q. 分配金は税金の対象?

不動産クラウドファンディングの分配金は雑所得に分類されます。
年間の雑所得が20万円を超える場合は、確定申告が必要になります。

Q. 分配金は源泉徴収される?

はい。分配金はあらかじめ源泉徴収税が差し引かれた後に振り込まれます。

Q. 振込手数料は誰が負担する?

多くのサービスでは、出資時の振込手数料は投資家負担
一方で分配金の振込手数料は運営会社側が負担するケースが一般的です。

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